【何もなかったで終わらない】

今日は兵庫県で工作に入るための事前調査を実施しました。

結果から言うと、長時間の調査にもかかわらず、ターゲットに動きがなく悔しい1日でした。

今日は車両での張込みで、ターゲットが帰宅した後の出掛けた先を調査するといったものでしたので、まずは周辺住民に警戒されないように車を駐車させ、車内からターゲットの帰宅を待ちます。

しかしいくら待ってもターゲットに動きはありません。

玄関に注目して調査していましたが、もしかすると見逃しているのではないかとターゲットの車両や自転車、ベランダなどを確認しますが、変化した様子は一切ありません。
気が付けば9時間が経過、周囲も暗くなりましたが部屋の電気が点くこともありませんでした。
これまでの調査結果から、これ以上は動く可能性が低いということで今日の調査は終了しました。

9時間という長時間の調査を実施しましたが、対象者の姿を見ることはできませんでした。
何とも悔しい結果です。

先輩調査員に「動きがなくて何も得られませんでしたね。」と伝えると、
「動きがなかったことをただ嘆くんじゃなくて、前回の動きと比べる事で動きがなかったことから新しい発見や可能性を見出すことができる」と教わり、目から鱗でした。

動きがないことで得られることを教わり、調査の奥深さを知ることができました。
悔しい思いをして嘆くだけで終わらせず、これまでとの比較で次に繋げる調査をする。
本日教わったことを次回の調査現場で活かし、工作に繋がる調査にしようと心に決めた一日となりました。