【探偵的な第六感】
先日、和泉市で調査を実施しました。
ターゲットが専業主婦という事で、何度か調査を実施したものの外出がない日が続いている状況だったので、スタッフの間でも「なんとかしたいな」と話していた案件でした
徒歩と自転車での外出に備えて張り込みをしていると、地下駐車場から1台の車が、、、運転手を見ると「ん?ターゲットやん。マスクしてるけど間違いない」
確信した僕はすぐさま車をまわして尾行を始めました。
ターゲットとの間には車が4台。
信号のタイミング次第では見失う可能性がある状況でしたが、必死でくらいつきました。
「絶対に動きを確認してやる!」
ところがそんな気持ちを嘲笑うかのように前方の車が赤信号で停止。
無情にもターゲットの車は走り去って行きました。
「くそっ!まじか、、、やっと動いたのに、、、」
僕は直ぐ先輩に連絡をして状況を説明しました。
すると先輩が「あのターゲット、ちょっと前にパート始めるみたいな話出てたよな?見失った場所から少し先にハローワークあるし、確かターゲット元公務員やろ、ハローワーク確認してみ」とアドバイスをくれました。
「なるほど、あり得る」
僕は急いでハローワークに向かいました。
すると、、、
駐車場にターゲットの車が!
「やった!先輩すげー」
無事、ターゲットの動きを把握する事が出来たのでした。
「経験を積んでいくと、ターゲットが次にどう動くか、どこに行くか分かるようになる」
以前、先輩から聞いた時は
「どこに行く分かるようになるなんて、ホンマにあんのか?」
と疑いながら聞いていたのですが、今日の体験を通して、「日々の探偵の仕事の中で養ってきた判断力や予測力が、そういった探偵的な第六感を生んでいるのだな」と知る事ができました。
そして同時に、探偵という仕事の奥深さを感じた1日でした。