別れさせ屋のアクアグローバルサポート大阪支社です。

厚生労働省の調査によれば、2019年度の離婚件数は約21万件。今日、日本の離婚率は約35%で、3組に1組の夫婦が離婚していることになります。

離婚をしたいものの「世間体が悪い」「子供がかわいそう」「経済的に不安」といった理由から「離婚できない」と我慢してしまう人も多いでしょう。しかし「愛情のない結婚生活」を我慢し続けてしまうことは、あなた自身にも子供にも悪影響を及ぼす可能性があります。

長い人生において、価値観や考え方が変わってくることもあると思います。妥協や惰性で年齢を重ねていくよりも、前向きな離婚をした上で新しい人生をスタートさせることも選択肢の1つです。今回はアクアが提供する「別れさせ工作(離婚工作)」について説明します。

離婚をしたいが「できない」理由とは?

そもそも、離婚には夫婦の合意が前提です。合意がない場合、以下の理由に限り裁判手続で離婚をすることができます。

・不貞行為(浮気・不倫)

・悪意の遺棄(同居・協議・扶助の義務を果たさない)

・3年以上の生死不明

・配偶者が強度の精神病にかかり回復の見込みがないこと

・その他婚姻を継続しがたい重大な事由

しかし、アクアに寄せられる相談のほとんどは、こうした法律的な問題ではなく「価値観の不一致」といった人間の心の問題によるものです。

2020年以降、コロナウイルスの影響から「在宅ワーク」が一般化し、物理的な夫婦関係が劇的に変化しました。

「同じ空間にいること(いられること)が辛い」

「一緒にいる時間が長くなり息苦しい」

「生理的に耐えられない」

「形式的な夫婦関係に疑問を感じ始めた」

「このまま夫婦でいることが不安」

など、今までは気づくことのなかった配偶者に対する「本音」からくる相談が最も多くなっています。一時期メディアでも「コロナ離婚」という言葉が登場しましたが、コロナによる生活環境の変化はかなり影響しているといえます。しかし、夫婦の一方が離婚を希望していても、相手方(配偶者)がこれを拒むことが通常です。

離婚をしたいが「できない」という相談者の多くは、形式的な夫婦関係に問題は発生しておらず、決して「仲が悪い」というわけではありません。それが故に離婚を実現させるためには工夫が必要なのです。

「別れさせ工作(離婚工作)」で離婚は実現できるのか?

夫(または妻)が一方的に「離婚をしたい」と申し出ても、決してうまくはいきません。計画的に離婚を実現させるためには、まず、夫婦関係を悪化させることから始めます。

たとえば、離婚を希望するのが「夫」であった場合、リモートワークを理由にビジネスホテルに外泊をするなどして、家族と疎遠になる環境をつくります。「妻」であれば、意図的に夫にたいして「塩対応」をするなど、相手との距離感を構築するのです。

一方が離婚を希望していても、他方に「不満」な要素がなければ、そもそも離婚をする土俵の上に立てません。「問題のない夫婦」のままでは離婚の話は進めることができないのです。

工作員が登場するのは、配偶者の心の中に「不満」を芽生えさせた後です。依頼人の夫婦関係や状況によりますが、以下のような流れが一般的です。

「別れさせ工作(離婚工作)」で離婚を成立させる典型的な流れ

  • 離婚を希望する夫(依頼者)が、リモートワークなどを理由に外泊する
  • 普段と違う行動に対して、妻(対象者)が不信感を抱く
  • 妻(対象者)と同姓の女性工作員が登場し、時間をかけて心理誘導する
  • 最終的に双方の合意による離婚を成立させる

たとえば「コロナを理由に離婚した女性」という設定の工作員を妻である対象者に接近させます。

工作員:「昨年旦那と離婚したんです。ほとんど家にいなかった旦那が在宅ワークになったら、徐々に関係が悪化してね。仲は良くも悪くもなかったんだけど、一緒にいる意味を見出せなくなってしまって・・・」

対象者:「実は私の夫も最近様子がかなりおかしくて・・・」

というように、離婚に対する「深い共感」が生じるまで、じっくりと時間をかけて心理誘導していくのです。工作員は、ネガティブな離婚のイメージを払拭させ、離婚後の生活に対する安心感を与えます。

「価値観の不一致」といった抽象的な理由による離婚は、不安定な積み木を何層にも積み上げていくような非常に繊細な作業です。ですから、ここで気を付けていただきたいことがあります。

依頼者(夫)は、対象者(妻)に対する「情」を一切捨てなくてはいけません。

工作員が段階的に心理誘導を実行できても、依頼者の「情」によって対象者の気持ちは簡単に「ゼロベース」に戻ってしまいます。工作員が対象者に20回接触し「あと少し」の状況に至っても、配偶者の「情」や「やさしさ」を見せてしまうと、それが仇となってしまいます。

「あるべき姿」は考えずに、一度夫婦という概念を捨てて、「彼氏」「彼女」と割り切って考えることも大切です。別れようとすれば、相手が拒否することや、しがみついてくることは容易に想像できます。長年生活を共にしている相手となれば当然のことです。

【実例】離婚工作/夫と別れたい妻からの依頼

依頼者は京都府在住の聖子さん(仮名/31歳)。デザイナー職の聖子さんは、もともと在宅での仕事が中心でした。しかし、出版社に勤務する夫が週に半分程度リモートワークをするようになり、急に精神的に不安定になってしまったと言うのです。そして、旦那様の存在が、正直なところ「生理的に無理」というレベルまで来ていたものの、なかなか自分から離婚の話を切り出すことができず悩んでいらっしゃいました。夫と煩わしい話し合いをすることにも前向きになれず、離婚工作の依頼を決意されたのです。

離婚工作の対象者(ターゲット)は、聖子さんの夫である拓也さん(仮名/35歳)です。私たちは、まず拓也さんの行動分析から開始。対象者の尾行を開始すると、拓也さんが毎週訪れるスポーツバーを突き止めました。聖子さんからの情報によれば、拓也さんに「浮いた話」はなく、女性に対しては決して積極的なタイプではないということでした。そこで、今回は男女ペアの工作員で拓也さんへの接触を開始して、最適なアプローチを検討することにしました。

今回の離婚工作の登場人物をまとめると以下のとおりです。

・依頼者(聖子さん)
・対象者(拓也さん=別れたい夫)

・男性工作員

・女性工作員A

・女性工作員B

男女2名の工作員は、スポーツバーで拓也さんの接触に成功します。拓也さんは、熱狂的なサッカーファンということでした。私たちは、拓也さんの好きなチームや選手についての情報を事前に入手していましたので、工作員に対してすぐに心を開いてくれました。

拓也さんとの3回目の接触時に「たまには違う店にいきましょう」という流れで、場所を用意しました。また、拓也さんは女性工作員Aにはあまり興味がないようでしたので、今回は男性工作員+女性工作員Bというコンビネーションに切り替えました。

この采配が見事に的中し、拓也さんは女性工作員Bに好意を寄せ始めます。このタイミングで男性工作員はフェイドアウトします。そして、第二フェーズとして、女性工作員Bが単独で拓也さんにアプローチしていきました。

拓也さんは完全に女性工作員Bに惚れ込み「付き合いたい」と告白。それに対して女性工作員Bは、うまく離婚へ心理誘導していくのです。私たちはプロフェッショナルですから、肉体関係は結ばずに「かけひき」を展開していきます。

心理誘導に時間がかかりそうなケースでは、依頼者をあえて対象者のデート現場に登場させて「あなた何をしているの?」と浮気・不倫の既成事実を作り上げることもあります。しかし今回の場合は、対象者である拓也さんが「好きな人ができたから離婚をしたい」と

依頼者に話をすることでクロージングを迎えました。

聖子さんからの依頼を受けてから約8カ月で、円満離婚を迎えるに至ったのです。

「別れさせ工作(離婚工作)」で離婚を成立させるまでにかかる期間と費用

正直なところ、コロナ禍で対象者の心理誘導はしやすくなりました。環境や社会情勢を利用することは非常に効果的です。

「この先世の中がどうなるか分からいない」

「もう我慢する必要はないのではないか」

など、最終的に物理的な問題から「生理的に共存することは無理」「新しい人生を歩んだほうが得策」と結論づけられれば目標の達成です。

そのためには、依頼者自身が配偶者に対する変化を見せ「価値観の違いが埋まらないこと」を認識させることが大切です。ただし、決して「離婚」や「不倫」といったキーワードは口にしないでください。対象者は感情的になる一方です。

「未来」「将来」「二人の今後」について建設的に議論を進めることがゴールへの近道です。「別れさせ工作」による離婚の成立には、通常、半年から1年程度の時間を要します。長いように思えるかもしれませんが、通常の協議離婚では5年から10年かかることが相場です。

期間については夫婦関係や対象者の性格、子供の有無や年齢にもよります。相対的にお子様がいらっしゃると成立までに時間がかかります。

アクアが提供する「別れさせ工作」には、
「低料金プラン(50万円~)」
「基本プラン(65万円~)」
「パッケージプラン(85万円~)」
の各種プランを取り揃えております。

料金について詳しくはこちら!

離婚は結婚よりも複雑で、そして時間がかかる問題です。一人で思い悩まずに、まずは別れさせ屋のアクアグローバルサポート大阪支社にご相談下さい。